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by levin-ae-111
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ETソウル(96)

(十九)
 ここからはETなどの地球外生物や不思議現象に対するマスコミなどのメディアの反応から、人々の本心を覗いてみようという試みである。
メディアは元々、地球外生物が大好きだ。ETや宇宙船、世にも奇妙な誘拐事件や気味悪い緑色の小人などの話しが特に好きだ。
つまりETの存在を信じている人も、信じない人も、その中間ではっきりしない人も、不思議な話しが大好きなのだ。こんなに好いてくれているメディアの仲間たちを、適と思う必要は全くない。例えばニューヨーク・タイムスの最新記事の見出しに『UFOに遭遇したと主張する人たちに異常な点なし、との研究結果』とある。

これはニューヨーク・タイムスのサイエンス・ライターが署名入りの記事で、カナダのカールトン大学の心理学科が行った調査結果を報じたものだ。
記事に署名したウオルター・サリバンは、『私たちは一人ぼっちではない』という題名の著書で有名な人物らしい。
記事の内容はUFOを目撃したことがあると主張する人々49名に対して行われた心理分析で、精神異常の傾向は誰にも認められなかったというものだ。やや異常な点といえば、この人たちが宇宙の彼方からの来訪者が必ずやって来ると信じていたことだけだった。
マンデルガー博士自身は、UFOの来訪を信じるか、信じないかで人を区別するのには反対である。この記事には著名なライターの手により客観的な装いを凝らしてはいるが、やはり先入観に基づいた前提が底流に存在しているとマンデルガー博士は感じている。
荒っぽい言い方をすれば、もしあなたが地球外生物という別世界のものを本気で信じるとすれば、たちまちに様々な問題が降り掛かってくるということである。更にはUFOを本当に見たとか、自分はETであるなどと告白したりすれば、たちまちに世間から異常者扱いされてしまうのだ。いかに好意的なように見せかけていようとも、これがメディアをはじめとする世間の一般的な基本態度なのである。
by levin-ae-111 | 2010-11-06 05:12 | Comments(0)