ETソウル(121)
2010年 12月 01日
そして他の問題もある。個人のアイデンティティを巡る問題は、哲学、形而上学、心理学といった様々な面から議論されるが、結局は「なぜ、私はここにいるのか?」という疑問にぶつかってしまうのだ。
一方でETに目覚めた人間は、別の重要な問題をなげ掛ける。
ワンダラーやウオークインは単に「なぜ、私はここにいるのか?」と言う問題に直面するだけでなく、突然、次の執拗な疑問「我々はなぜ、ここにいるのか?」にも向かき合うことになるのだ。これは集団としての、使命感の問題である。
他の惑星や銀河系、異なる領域や次元という別の世界から、この母なる地球を訪れて何か得るものがあるのだろうか。どうやら彼らは前もって何も知らされずに、命懸けで招かれもしないのに、ここまでやって来たものらしい。
自分たちが地球外生物だと言っている人々が、この地球で暮らす理由は何なのだろうか。
UFOなどのことはさて置いて、どうして地球外生物は自分たちの意思でウオークインに魂の転移をしたり、最初からワンダラーとして生まれたりしてここで人間と一緒に暮らしているのだろうか。
この地球は反目や争い、汚染や人口過剰、そして飢餓が蔓延している。どう考えても、宇宙人たちがバケーションを過ごす場所としては不適格だ。
『星に生まれて』の共著者、ブラッド・スタイガーとシェリー・ハンセン・スタイガーは長年の調査の結果、ETとUFOの訪問形態と目的について17項目の仮説を立て、その著書で述べている。
これらの仮説は著者たち自身が「地球外生物はなぜ、私たちと一緒に住んでいるのか?」というテーマで、さまざまな人々にインタビューし質問し、そして知る限りの理由の全てを検討した結果得られたものである。
『星に生まれて』で、スタイガーたちはなぜ?という疑問を解決出来そうな、面白くて幅広い次のような答えを発表した。