ETソウル(142)
2010年 12月 22日
個人的レベルでは、人類の全ての人が必ず経験するという意味で、対処が必要になる。
社会的には『社会の全ての人が死を恐れている』という意味で、対応が必要だ。それから地球的レベルでは、死の問題を真剣に考えることにより、世界的な調和が推進され全ての国々がもっと協調していくという状況が生まれるだろう。
実際に私たちは自身の別離と喪失の体験を深く見詰めることにより、意識が変わってくるのだ。ソーレンは経験豊富なサーファーだが、何度も危険な目に遭い、その上に3度も自殺を図っている。この様に何度も命の瀬戸際を経験している。
ソーレンの痛ましい体験は『誰でも死に直面する』という意味では、殊更に特殊なものではないが、マンデルガー博士が取材したETの魂を持った人たちの中でも、珍しい体験をした一人であろう。
ソーレンは、幽体離脱体験と臨死体験の両方を経験したのである。その体験から、ソーレンの考え方はすっかり変わってしまい地球は、「混乱と無気力の眠り」のただ中にあるとする他のETたちの考えに近いものになっていった。
彼は子供時代の体験から何となく、他にも人間と違う存在がいて、この地球だけが自分の居場所ではないことをおぼろ気に感じていた。そして、その頃すでに多くの人間が絶対的な真理だと思っているものが、実は相対的な問題であり、無数に存在する周波数帯の一つの振幅でしかないことを察知していた。
ソーレンはこうした考えにいたった子供の頃の体験のひとつを語ってくれた。6歳か7歳の時、自宅の傍の木に木箱を踏み台にして、よじ登り枝の上で遊んでいた時に突然、意識の変容が始まった。
最悪の状態の時に始まった意識の変容で、彼は夢の中にいる様に朦朧として、手を離してしまった。そして、腰を強かに打ち、更に木箱の角に頭をぶつけてしまった。
だが、これは恐らく偶然に起きた事故ではないと、本人は感じている。まるで何者かによって計画された出来事だと思っているのだ。何故ならば、瞬間的に何者かが物凄い力で彼を支え、そして決まった場所に降ろされたような感じがしたのだという。