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by levin-ae-111
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ETソウル外伝(14)

ニューヨークのビジネス界は、5年にも渡る没我の修行をして、今や肉体を持たないETと交信している様な者には、余り同情的ではなかった。スコットは半年も持たず、ビジネス界から去ることになった。
ビジネスがロマンチックだと思い込んでいたとは・・・、私は学生を終えた時、就職するのが嫌だった。
さて仕事を辞めたスコットは、大学の心理学研究を再評価した。そして、そのテーマを研究するのに最も快適に楽しく取り組める場所について考えた。そして、サンフランシスコが最も適していると思った。
サンフランシスコ自体の開放的な雰囲気にも支えられて、スコットはニューエイジ思想に没頭した。かれはCIIS(カリフォルニア総合研究所)で学位取得のためのカウンセリングを始めた。そこは有名なインドの哲学者の弟子によって創設されたが、創設者自身もアラン・ワッツの昔の同僚だった。スコットは以前にも増して、UFOやチャネリングや神智学を研究し始めた。彼はこうしたテーマの全てについて講義し、研究集会を開催した。
また海外の学生に対しての、比較文化のトレーニングも担当した。

 こういった現実生活の一方で、スコットは相変らず宇宙船に乗って他の世界を訪問する強烈な夢を見続けていた。夢の中では、これこそが自分の(ET)仲間だという感覚があった。また他の夢では、自分が船にのって教えたり、地球の内部深くまでチャネリングしていたりした。
そうした中で、スコットは一夜の夢の旅の最中に自分が発する声を記録しようとして、高性能のテープレコーダーを枕元にセットして眠りに着いた。そして翌朝にそれを再生してみて驚いた。録音されていたのは、何か奇妙な地球にはないと思える言語だった。
今日に到るも、スコット自身にも夢の中での寝言が、何だったのか見当がつかない。
多くの夢を通じて、彼には来るべき変化に対して人々を助ける確固たる役割が課せられているという、圧倒的な感じがあった。それは、彼自身の内面的な安心感と、地球での目的意識の高まりを助長した。
スコットは自分の考えが、インタビューしたあるETの話していた『地球救済計画』に似ていると思った。今にして思えばこれが、彼が『ETの魂を持つ人々』を出版する動機とも成っていた。

 だが本当にスコットの考えを変えさせたのは、『ラー文書』だった。ラー文書こそが、スコットの全人生に更に明確な目標を与えたのだった。
『ラー文書』は全部で4巻から成り、各巻はおよそ100項だ。内容は初期エジプト時代から地球に奉仕してきたとする、ある地球外生物のグループとのチャネリング記録である。
彼らは、唯一の創造主に仕える惑星連邦の多くのメンバーの中のひとつだという。
惑星連邦は『スター・トレック』シリーズの連邦に似ており、宇宙全体の愛と英知の認識を促進することを目的とする惑星間文明の集合組織である。
by levin-ae-111 | 2011-01-30 12:10 | Comments(0)