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by levin-ae-111
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長い題名の本36

ミクロの存在は粒子であり波でもある
 
 量子物理学の最初の基本は、『ミクロの物質は波(波動)であると同時に、粒子(固)であり両者の混じりあった姿は絶対に見ることが出来ない』ということである。
この事は日本の教科書には「ミクロの世界ではモノの位置を知ろうとするとスピードが判らず、スピードを知ろうとすると位置が判らなくなる」と表現されている。
そこで判ったことは私達の世界と原子の世界までは同じ系列で連なっているが、そこから先は明確な断層があって、モノの存在があやふやに成ってくることである。

その断層こそは「あの世」と「この世」との境目であり、現代科学で覗くことのできる最も小さな世界であろう。エネルギー量子の最小単位を、量子物理学では「プランク定数」(6.63×10-34エルグ秒)という。
つまり、宇宙(この世)の果てがプランク定数で、それが逆転、裏返しになった宇宙の限界面がミクロ世界に溶け込んでいるということである。この世が科学者たちが想定するような世界であったならば、ミッシングワールドなど存在するはずもない。
スウェデンボルグは「この世だけが例外的に二つの世界(物質界と霊界)が、同じ空間に混在している。このようなことが人々に理解されないのは、この世の常識に縛られているからだ。全霊界から見れば、この世の方が例外で異常なのだ」と。

奇しくもボーアが「この世の本質を科学が理解することは不可能であることを、体験的に認めざるを得ない」と宣言したように、私達の常識とは例外的な世界の唯物科学なので、あの世の科学など誰にも解るはずがないのだ。
量子論の基礎を打ち立てた科学者ウェルナー・ハイゼンベルクは次のように述べたという。
「われわれの科学者が対象とするのは、実在するという確かに現象である。ところが原子や素粒子は、私達の世界に帰属するものではない。もしかしたら存在するかも知れないという、潜在性と可能性の異世界に帰属するものである」
つまりハイゼンベルクは、この世に異世界が潜在していると認めている訳で、霊界がミクロ世界に潜在するというのと同じ意味である。

私にもずっと以前に内なる声に聞いた「宇宙の構造」で、宇宙のフラクタルな構造がミクロ世界からマクロ世界までを貫いていると教えられた。しかし、原子から以下のサイズになると現代科学で解明されている物理的法則には当てはまらない動きをする。
従って現代物理での解明は不可能であり、それを説明するのも困難であるというメッセージを受け取っていた。勿論、相手が私などではなくコンノ氏その他の有能な知識人であれば話しは変わっていたかも知れない。

 私はずっと以前から疑問に感じていたことがある。この話題からは少々逸脱するが、チャネラーと称する人々(自動書記などを含む)は、どうして無名の人々ばかりなのであろうかという疑問である。
大本教の出口ナオや王任三朗、ゲイリー・ボーネルなどの古今東西の現在では有名な人々も、チャネリングメッセージを受け取り始めた頃は無名の庶民でしかなかった。
神或いは宇宙人は、何故に彼らの思想を拡大するには余りに無名で頼りない人々を選ぶのであろうか。
世間的に成功した人物の魂は世間の垢にまみれていて、純粋に彼ら(メッセージを伝える側)の意図を反映し難いというのは解るような気もする。それでも古い時代のメッセンジャーたちは、精神的にも経済的にも酷い辛酸を舐めさせられていることを考えれば、貧しく無名な人々ですら神の清めを受ける必要があったのだろう。

これに関する私なりに求めた答えは、神の御用を務める人は、人生の辛酸を舐めてあらゆる人々の想いを知る、或いは少なくとも想像する必要があるのであろうということだった。
 現代のようにお気楽で手軽に神のメッセージを受け取れる時代は、稀有な時代であろう。
それだけに、偽物も多いと考えられる。
多くのメッセンジャーがネット等で持論を発表しているが、如何に尤もらしい意見を述べていても鵜呑みにするのは危険である。
by levin-ae-111 | 2012-02-14 05:36 | Comments(0)