神様の言う通り?
2014年 05月 12日
昨日は晴天で、以前から考えていた尖り山のまだ行った事がない場所を目指して出発しました。マップで調べたのですが、どうにも判然としなかったのですが、行けば何とかなるさと軽い気持ちで出発しました。
以前にブロ友さんを案内した山が見える場所から、更に続く田圃道を進みます。道は細く対向車が来ればすれ違いに困る、そんな道です。
暫く行くと道が分かれていました。一方は細いが舗装してある道で、もう一方は広いけど未舗装の砂利道でした。
「山の方向は・・・」と思案し、結果的には山の方へ向かう細いけど舗装してある道を選択。
しかし、これが曲がりくねっていて、狭く、勾配が強い道でした。所々で落石が道上に転がっています。ハンドル操作を誤れば、谷底へコロコロと落ちそうです。
途中、山菜採りの人の車が何台か道端に停まっているのを横目に見つつ、ズンズンと車を進めます。杉の小枝で埋め尽くされた場所や出水している場所が何か所もあり、上っては下りる道は何処へ行くかも分かりません。頼りのカーナビは、道の無い場所を走っている事になっています。
山に入ってしまうと、眺望が効かず目的の山に向かっているのかも分かりません。その道で最も標高が高いと思われた場所は、道幅が一層狭くなり、おまけに人の頭くらいもある落石が道を塞いでいました。下車してそれを除き、更に進みます。
そうする内に道は下る一方になり、とうとう大きな道路に突き当たりました。
「右か左か・・・どちらに行けば・・・」と迷ったので、私は目を閉じてチャネリングの真似事で訊いてみました。直ぐに「右へ行け」というメッセージが来ている感じがして、右へ向かいました。少し行くと見覚えのある風景が見えました。
何とそこは芦倉雄山神社中宮(あしくらおやまじんじゃ・ちゅうぐう)の横へ出る道でした。
「参って行け」という意味なのでしょう、神様の仰せに素直に従うことにしました。そして神社の駐車場に車を停め、お馴染みのお社へお参りしました。
参拝を終えてから、再び大きな道路から外れて以前に行った道を進みます。ここも素晴らしい悪路で、舗装は名ばかりの砂利道、急こう配の登り坂、急激なカーブが続きます。
それで辿り着いた場所は、確かに十数年前に来た事がある場所でした。しかし開発が進み以前の面影は見る影も無くなってしまっています。
そこから先は広いけど未舗装の道が続いています。少し進んでみましたが、これは先ほど選ばなかった道に違いないと直感しました。そこでUターンして元の幹線に戻り、私のテキトーで気ままなドライブは帰路となりました。しかし、よく考えてみれば極めて狭い範囲を走っていたことになります。ですが山奥の自然の気が充満した道でのドライブは、とても清々しく、ソレなりに楽しいものりでした。