寒いのにゾッとする話し
2016年 02月 05日
さて、昼休みに同僚たちと話していたら、仕事中に人の気配を感じるというのです。それは当然ですが、一人で残業している時に感じるのだそうです。
私も経験があります。一人で試験室にこもりひたすらに試験に没頭している時、眼鏡の端にチラリちらりと作業服を着た人影が写ります。勿論、部屋には私しか居ません。
私と同部署の同僚も同様の経験をしています。更に私はロール作業中に私たちと同じ手袋をした手だけを目撃しました。
手だけというより、正しくは腕と言った方がよいのですが、これから練り上げるゴムシートの上にそれは見えていました。
私の勤務する会社は60年もの歴史があり、その間には作業中に倒れたり大怪我をしたりした従業員が何人もいたと聞いています。
入社したばかりの頃は元気だった人で、病気で亡くなった方を六名ほど知っています。皆さんある程度の年齢でしたが、そういう方たちが職場に未練を残しているのでしょうか?
しかし不思議なことに、それが恐ろしいと言う人は誰も居ません。
そんな事を話している内に、不思議な出来事から亡くなった会長の思い出話になりました。
亡くなった会長は従業員のことをよく観察していて、入社して暫くの私に「仕事振りは文句ない。今後も頼むぞ」などと声を掛けてくれたものでした。
冬の日の昼休みに、ストーブを囲んでそんな話題で盛り上がった今日でした。
何だかとっても不思議ですネっ。
一体どこで何を感じているのでしょうか?
私たちは。
今度お風呂でゆっくり考えてみたいと思います。