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by levin-ae-111

2013年 04月 18日 ( 1 )

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 帝国海軍の中で私が最も好きな艦種は、駆逐艦である。補助艦艇として位置づけられる駆逐艦は、太平洋戦争全般に渡り広範囲の作戦に投入され、その多くが失われている。
開戦の始めから敗戦まで、駆逐艦は太平洋全域を走り廻った。
ひとくちに駆逐艦といっても単純に括れない。その排水量も1400トン台から3500トンに達するものまで、様々な型が建造されている。
さて太平洋戦争当時の駆逐艦といえば、最も秀麗で格好が良いのが『特型』と呼ばれた駆逐艦である。

 題に挙げた『吹雪型(ふぶきがた)』は、排水量1980トン、全長115.3メートル、全幅10.36メートル、
機関出力5万馬力、速力38ノットという性能であったと記録されている。
同型艦は24隻建造されたが、終戦時には2隻を除いて全て戦没している。
沈んだ敵艦の船員を救出したことで有名な工藤艦長の指揮した『雷(いかづち)』も、この『吹雪型(ふぶきがた)』の一隻であり、やはり戦没している。

軍縮条約により戦艦や巡洋艦の建造を制限された日本海軍は、条約に含まれない駆逐艦を大型化し攻撃力や航行性能を大幅に向上させた『特型駆逐艦』を登場させた。
特型は61センチ3連装魚雷発射管×3基や12.7センチ連装砲塔×3基など、駆逐艦としては世界に類を見ない打撃力を持った。

その強力な特型の出現に驚異を感じた諸外国は、1930年のロンドン軍縮条約で補助艦艇までもが制限されるきっかけとなったとされる。
特型駆逐艦は優れた武装と引き換えに、艦体は大型化した。しかし武装の重量が大幅に増加した為に、各部分の軽量化が図られ一部にはジュラルミン材も使用された。
その為、艦体強度に脆弱な部分があり、演習中に低気圧に遭遇した『初雪』と『夕霧』は船体が破断するという事故に遭遇した。これにより船体の補強が成されたという。
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by levin-ae-111 | 2013-04-18 05:51 | Comments(0)