酷く憤る出来事がありました。今の立場は契約社員です。いわゆる嘱託社員なのです。正社員から定年で自動的に契約社員となりました。
給与は減額されましたが、最初は半年契約で昇給や退職金はないものの有給休暇、賞与ありでした。それが翌年には賞与もなくなりました。
体力的には辛い仕事ですが、そこはベテランの要領と技で若い人でも悲鳴を上げる作業を日々こなしています。
今年も二度目の契約更新がやって来ました。工場長が書類を渡してくれました。
しかし、内容をよ~く見たら「んっ!!」給与が減額されています。これではサインは出来ませんし、どういう事か確認せねばなりません。
早速、疑問を工場長に問いただします。「総務に確認します」とのことでした。
それで回答が昨年からの規定で毎年5パーセントの減額と決まっているとのことでした。そんな話は聞いていませんし、説明もされていません。
他の契約社員に聞いても、誰もそんな規定は知りませんでしたし、説明も受けていませんでした。
結局は抗議しても会社は譲りませんので、毎月恒例の奉仕活動(除草や溝掃除)には不参加、それから隔月の第四土曜の出勤は有給にて休むという条件を呑んでもらいました。それから我が社でも最も辛い作業のひとつで、パワーと持久力と集中力が必要なロール作業もいずれは外れますと宣言し同意を得ました。
5パーセント減額の規定は昨年から存在するといっていますが、何故か昨年は実施されませんでした。なんでも総務が失念していたとか、私にすれば嘘が透けて見えます。人件費削減に熱心な会社がそんなミスをするはずがありません。ですから昨年はその様な規定は無かったと推測します。
そして何故に突然に私の給与を何の打診も無く1万1千円も減額すると言い出したのでしょう。おそらくは最低賃金の変更に伴い、人件費の増加分を予算内で処理しようとしたのでしょう。そこへタイミング良く私の更新が来て、安易に減額処置し人件費の増加分を穴埋めしたのだろうと思っています。
本当なら労働基準監督署に相談すべきかもしれませんが、面倒ですし勇気もありません。従業員の頑張り誠意には無関心なくせに、自らの懐を肥やす為に何事も厭わない強欲な中国人経営者ですから話など出来ません。
経営者ばかりが悪いとは思いませんが、周囲の幹部たちはイエスマンばかりで中国人が無茶を言っても誰も止めないのですから仕方ありません。
怒り心頭ですが、ここはクールに給与に見合う働き方に変えるしかありません。