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身の回りの出来事から、精神世界まで、何でもありのブログです。


by levin-ae-111
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ETソウル(82)

マンデルガー博士はジュリーに、彼女の考えに心から同調する人は多いだろうと伝えた。
ジュリーは社会のひのき舞台から降りてしまった。彼女を知る誰もが、彼女の社会的地位は重い責任のある重要なものだと思っていたに違いないが、彼女には合わなかったのだ。
それでジュリーは全く異なる道を歩き始めた、そこには明確で深い一体感と義務感、そして恐らくは時間を超越した大きな結びつきが存在した。
「ETであることには、責任がともなう」とジュリーは言う。
それは、とても大きな責任なのであり、自分で仕事をしなければならない。詰まらないことを、とうとうと述べ自分ではやらないというのは駄目だ。私たちが自分の心を開けば開くほど、荘厳な光が満ちてくる。ちょうど、ひとつの蝋燭の光が、灯りを次々とともしていくように。
更に、あなたがこの様な気持ちになれば、もう判らない振りをすることは出来ない、一線を越えてしまったなら、もう後戻りは出来ないのだから、とも付け加えた。
確かに、知らないことよりも、知って秘密にすることの方が罪深い。尤も、これは知っている事柄の内容によりけりだが、他者にとっても好ましい事柄を秘密にしておくのは決して褒められたものではない。

 しかしETの問題は、とてもデリケートな部類のものであり、疑うことを第一に考えているような現代人に語りかけることは、とても勇気が必要なことである。
ジュリーの様に自分の気持ちに正直に、しかもストレートに行動し、話しをすることは極めて困難である。
ジュリーが語る「ETとしての責任」を、彼女は真っ直ぐに果たそうとしている。精神世界は確かに最初の内、ワクワクする様な話題(UFOやチャネリングなどの超常現象)から入る人々が多いと考えられる。
暫くの間はこの様な情報を見聞きし、その体験者を羨ましく思ったりする。チャネラーや霊能力者を特別視し、コンタクティーと主張する人々を崇拝の対象にすら祭り上げる。
私も精神世界への導入路は、まさにこのコースだった。コンタクティーやチャネラーに憧れ、その人々がもたらしてくれる異世界の情報に夢中になった。
だが精神世界への本当の入り口は、その様な面白い話しを離れた所に存在する。ワクワクする話しにも、流石に満腹感を感じ始めた頃に本当の入り口の扉が出現するのだ。

 私の場合は自身の存在についての疑問であり、一向に上手く行かない現実への不満や疑問といった姿で現れてきた。しかし、そこで目を背けることも可能だった。
だが私には、それが出来なかった。自身の存在理由が知りたかった、それは果てしなく膨らみ、結局のところ宇宙の存在意義への疑問にも繫がっていったのだった。
以前はジュリーの語る「責任」が理解できなかったが、今ならば少し解るような気がする。
この世界へ足を踏み入れたなら、後戻り出来ない。なぜならば誰もが許しても、自分自身が許さないからだ。
真実と思しき事柄のカケラを手に入れたなら、誰しもがそれを自分の胸だけに押し込めておくことは不可能になる。
ジュリーに限らず、自分のそれまでの生活を一変させてでも他者に知らせるべきだ、と決意したETの魂を持つ人々の真意は、恐らくその辺りにある。
一見して、愚かに見えるETたちの行動は、ただ衝動に突き動かされている様だが、実は激しい葛藤の末の勇気ある決断の結果であるといえるのだ。
Commented by ryukyu at 2010-10-23 12:59 x
いつもありがとうございます

あらゆる存在は 次元の高いものが 次元の低いものを創っていると思われます。 ということは われわれの存在は 次元の高い存在の ロボットのようなものであり それに魂をこめることを 一生懸命おこなっているのでは・・・・と考えています。

私たちの肉体(有機体)に 魂をこめる方法を みつけるか?
 
ロボット(無機体)に 魂をこめる方法を みつけるか?

SFっぽくなりますが 高次元の存在が リアルワールド(見て 触って 嗅いで 食べて) を楽しみたいのではないか。

やっと 地球の人間という存在が 魂と一体感を持つ 個体が増えてきたと 喜んでいるのではないでしょうか?

アセンションが起こったら 魂が リアルワールド(地球)に入る際 よりリアルに体験するため 現在のことを忘れることも選択できるし 記憶したままも選択できる・・・なんて 世界があたりまえになるかもしれませんね(笑)
Commented by levin-ae-111 at 2010-10-23 15:24
ryukyuさん
有難うございます(^^)
高次元の存在になれば、当然、過去の記憶を備えていると思い
ます。我々がコンピューターやロボットを一生懸命に開発し、それを人間に近づけようとしていますから、ryukyuさんの仰るとおりなのかも知れません。恐らく、それは私たちの根源的な願望、習性なのでしょうね。そして、その習性は意識そのそもの
特性のひとつの側面の現われなのでしょう。
Commented by ジンナイ at 2010-10-24 07:27 x
やっぱり私は誰かに尽きるのでしょうか?
高次元だの言われますけど…存在理由がわからないと何にもならないのではないかと想ってます。
ですから、精神世界では解決しないのだと想ってます。
確かに…愛とか光とか言われます。しかし…あまりにも抽象すぎるので感覚でしか掴めないのかもしれません。
Commented by levin-ae-111 at 2010-10-24 07:35
ジンナイさん
いつも有難うございます。
誰かに尽きるとは?
精神世界を元にして、現実に対処する、これが本当に今の私たち
に可能なことでしょう。
by levin-ae-111 | 2010-10-23 07:42 | Comments(4)