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by levin-ae-111
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ETソウル(84)

また別の例は、東海岸でスターピープルのワークショップを主催するバリーの場合だ。
バリーはイニドとは異なり、現実世界との軋轢を殆ど感じないで現在に到っていた。
というのも、バリーはセラピストであったし、友人の多くは形而上学的な思想の持ち主だったからである。
彼女は知識を十分に持っていたし、外部からも支えられていたので、自分の新しいアイデンティティに、比較的円滑に到達することができたのだった。

それから、もう一人の例はルーシアである。彼女はパートナーの深い理解を得て、幸福な結婚生活を送っている稀な例でもある。
ルーシアは長年に渡りETたちを支援するグループを牽引してきた。そのような時に自らもウオークインへの覚醒を体験する数日前に、突然に何となくまずいと感じて、自分の方から友人関係やその他の関係を絶ってしまった。
その結果、特に意識した訳ではなかったが、精神的に深いものを持っている人だけが残ったという。彼女が変わった時、周囲の社会的な繫がりが、彼女に合わせて変わっていったのだろう。
こうした変化を彼女が体験している時に、ルーシアは結婚していたが夫はこのような精神分野の学問に立派な経歴を持っている人物だった。夫ジャスティニアンは、有名大学の心理学の学位を持っていたし、深遠な教養書を多く読み、瞑想やヨガの体験もしていた。
更に神智学やアリス・ベイリーの永遠の知恵などを何年も研究し、他の人たちに精神成長について教える程の教養ある人物だった。
従ってルーシアが覚醒していく過程での混乱も、ジャスティニアンは普通の人のように困惑することなく受け止め支えることができたのだった。

ルーシアの夫ジャスティニアンについては、精神的な事柄の研究者というだけでなく、彼自身もETとしての覚醒を経験している。ジャスティニアンの覚醒は、これだけでも興味深いものである。
ジャスティニアンが事前の学習のお陰で必要な調整を予め行い、募る孤独にも何とか耐えることが出来たと言ったとき、マンデルガー博士は少しも驚かなかった。
他の人々と異なり、彼はルーシアの実際にウオークインとしての現象が始まる以前から、少しずつ現れていたルーシアの変化にも十分に対応ができた。それはジャスティニアンが少しずつ覚醒していったのと、殆ど同じだった。
by levin-ae-111 | 2010-10-25 05:13 | Comments(0)