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by levin-ae-111
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ETソウル(102)

そこでマンデルガー博士は、広告業界に居る一人として、メディアがETを紹介する姿勢をどう感じているのか質問をした。
ビリンダは急にビジネスライクになって、こう答えた。
「マスコミは何か、型にはまっているようですね」彼女は殊更に怒りや憤りを表さずに、淡々と自分の意見を述べた。しかしメディアがETを扱う姿勢については、明らかに批判的だった。メディアは極端に視聴者を脅したり、滑稽にしてみせたり、突然に可愛らしくみせたり、ETを漫画の様に扱っているというのが彼女の感想だった。
それからETについては、もっと真面目に扱うべきテーマなのに、一度もそんな番組を観たことがないと不平を漏らした。

 確かにビリンダに限らず、真面目にETについて考えている人々の多くにとって、メディアの姿勢は悪ふざけしているとしか感じられない。
番組に登場するETやUFO肯定論者たちは、支離滅裂な宇宙語を話す人物や、ETやUFOのことをろくに説明も出来ない人物であったりする。その上に説明する十分な時間も与えられていない(放送ではカットされているかも知れないのだが)。
圧倒的に不利な肯定論者を、学者や高学歴の否定論者が徹底的にやり込めて笑いものにするのである。このような番組では無論、真剣にETやUFO現象を解明しようという姿勢は微塵もない。

「メディアの人たちは『UFO懐疑論者のためのニュースレター』の発行者、フイリップ・クラスのような人ばかりを登場させがち」だと、ビリンダは指摘する。
「それというのも、この人たちは何を言うかがあらかじめ判っているから安心できるからよ。あの人たちは視聴者を煙に巻き、クスクス笑わせるために、いつも番組に出ているの」
なぜならテレビを観ている人たちにも、専門家がああ言っているのだからと、一緒になってETを笑い飛ばせるからだと彼女は説明する。
では何故そんなことをするのか?それは政府がETについて明確な証拠を隠そうとしているからだと、ビリンダは信じている。
だが、そのこと自体よりも、その背景にある根深い心理的なものこそが問題なのだと彼女は言う。メディアがETをこんな風に扱う底流には、未知のものに対する恐怖が存在するとビリンダは強調する。特に『未知なものは危険だ』という、固定観念が問題なのだ。
メディアはこうした固定観念を助長し、人々が新しい事柄に心を開くのを邪魔している。
それどころか、人々が自分自身との内面的な対話を行うことさえも阻害しているとビリンダは語った。

「人々は変化に対して、偏った考えを持っている。変化は不安で、良くないことで、とても怖いものだと考え勝ちだ。現実に、変化は起き続けているのにね」と、ビリンダは述懐する。「もしテレビや新聞、そして世間一般の人々がETやUFOとの遭遇が本当に起こっているかどうか知りたいと思うならば、事実を見極める方法を根本的に考えねばならない。単純に白黒を決めてしまうような方法はもう通用しない」
もっと悪いことには、変化への恐怖は人々から『意識の進化』に正面から立ち向かう力までも奪ってしまうことなのだと、彼女は主張する。
ビリンダが主張するような問題は、何もETやUFOに関することだけに限らない。確かに私たちは新しい事柄に対して、尻込みするという一面を持っているという事実は否定できない事実である。
私なども職場での突然の配置転換で、未経験の仕事をすることになった。最初は不安で堪らなかったが、実際にその仕事に取り掛かると、以前の仕事よりも遣り甲斐があり、面白い仕事だと判って安堵した経験がある。現実には案ずるより生むが易しだが、ビリンダが言うように、私たちが知らぬ間に植えつけられている変化への恐怖が、不安を呼び起こし安定を求めさせる原因となるのであろう。
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by levin-ae-111 | 2010-11-12 05:24 | Comments(0)