ETソウル(108)
2010年 11月 18日
親切な愛の力をただ、恐れているのだ。今までの権力的な、見せかけの親切な仮面が剥がされるのではないかと恐れているのだと彼女はいう。
「権力機構は世界が幸せになることを恐れている」と付け加え、今はそうでも国際的な平和が訪れれば、人々はどこか別の場所からやって来た者の存在を受け入れるに違いない。
他の多くのETたちも、必ずその時がやって来ると信じている、とも。
しかし、政府陰謀説は私たちにとっても定番の説のひとつである。この説については、私の知る限りでは1947年7月に発生したとされる有名な事件に端を発している。
その事件の町は、現在ではETキャラクターの定番となっている、子供くらいの身長に華奢な体つき、大きな頭に黒眼だけの大きな目、鼻は鼻孔だけで、口は小さいとういう特徴を持つとされるグレイタイプ宇宙人の発祥の地となっている。
ニューメキシコ州「ロズウェル」の町外れの牧場に墜落したとされる物体は、当初は未知の宇宙船であると発表されたが、直ちに気象観測用の気球だったと訂正されている。
無論、最初に現場に駆けつけたのは軍ではなく、地元の保安官や消防士、付近の住民たちで彼らの中にはその破片を持ち帰った者もいた。
銀色の薄い金属箔の様な破片は、クシャクシャに丸めても元に戻ってしまうし、ハンマーなどで衝撃を加えても破壊できず、燃やすことも不可能だったという。
軍が係わりだしてからは、ロズウェルの人々は破片を取り上げられ、事件に関する証言を求められた後に、キツク口止めをされた。拒絶しようとすれば、酷く脅されたのである。
現在に通じるUFOやETに対する政府機関の姿勢の原点を、ここに観ることが出来るかもしれない。
宇宙船の乗員についても、数名の遺体と息のある一人が確保されたとの噂があり、その乗員がグレイタイプのエイリアンだったとされている。だが、モンゴロイド系の私たちと変わらない人間だったという異説も存在する。
何れにしろ、今日様々囁かれるうわさは、その多くがこの事件から派生しているものなのである。
ご指摘、有難うございます。早速、訂正させていただきます。