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by levin-ae-111
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ETソウル(114)

メディアがつくる番組そのものは人間の想像の産物なので、ETに関しても想像力の欠如からヘンテコなものが多い。しかしクリスティンにとって、映画などで目に付くのは、ETの優れた能力の描写である。そして映画やテレビで表現されているこうしたETの特殊な能力の内には、本当のものも含まれていると彼は言う。
例えばスピルバーグの『ET』には、地球外生物たちが持っているヒーリングパワーのような能力を上手に描いた場面が時々だが出てくる。ETの善良で健康的な側面を描いたこの様な映画を観ると、救われたような気持ちになるとクリスティンは言った。
そして「ヒーリングが行われた場面を実際に見たことがある」と付け加えた。
クリスティンは意外な事にこの様なとりとめの無い空想の中にも、真実が隠れていることを知っていたのだった。

 ところで事実とフィクションが明確に区別されていない、文化的な分野がある。それは一般にタブロイド紙と呼ばれているいい加減な記事を載せた新聞のことだが、世の中にはジョークとして馬鹿にされている。しかし、それでも立派なメディアのひとつである事に変りない。
これらタブロイドは多くの階層に親しまれていて、どの家の庭にもある置物の定番のように普及しているが、俗で下品だという評価しか与えられていない。
寂れたちゃちな商店街で、いつでも手に入る安物だというイメージが常に付きまとう。タブロイド紙の記事は下品であることが多く、読者のほとんどは隠れて読んでいるような状況である。こんな具合だからギラギラしたUFOや恐ろしいETとの遭遇など、怪奇な出来事を扱った記事が掲載される絶好の紙面となっている。

特にETやUFOに関する記事は支持されており、『インクワイアラー』紙だけでも、全米で350万部もの発行部数を誇っている。
マンデルガー博士は、これらの記事がどのように他の惑星からやって来たという人々の証言等を扱っているのか、専門的に分析してみる必要を感じている。
どの週の号でもタブロイド紙のあるページを開くと、面白い記事が紙面を埋めている。
例えば「ETたちは大統領として誰を推している」とか、「流星は、実際にどの様にして金星の戦士たちを凍りつかせたか」「地球外生物たちは何故ダイエットもしないで40ポンドも痩せられる秘密の食べ物を持っているか」といった具合の馬鹿馬鹿しくも楽しい見出しが並んでいるのだ。
アメリカのタブロイド紙は面白さだけでなく、積極的な取材でジャーリズムの世界に新しい立場を確立したらしい。
有名なO・J・シンプソン裁判に関する記事では、その量と内容において目覚しいものがあった。その勢いは、初めは対岸の火事として傍観していた主流派の新聞も無視できない程であったらしく『ニューヨーク・タイムズ』もこれに対する一定の評価を示す記事を掲載した。
「ナショナル・インクワライアー」紙は、膨大な関連記事を掲載した。そして中には誤った記事もあったが、それを物ともせず、果敢に読者数を増やしていった。
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by levin-ae-111 | 2010-11-24 05:10 | Comments(0)