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by levin-ae-111
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ETソウル(119)

メディアのETに対するメディアの姿勢についての意見をまとめて欲しい、と頼むとイニドはごく簡単に次の様に述べた。
メディアは面白おかしくETを扱っているけど、私たちだってよく理解出来ないものを笑って誤魔化すし、緊張している時にはジョークを言う。しかし、如何に誤魔化そうとも本音は解ってしまうものだ。私たちはどんな場合でも、人々の自己保全の意識を前提に考えねばならない。人々はいつも自分を失うことを恐れているし、自分が信じているものが崩壊するのに大きな抵抗を感じる。これが人々を怖がらせる原因だと思うと答えている。
イニドはこう信じている。
「未知の次元が存在するという事実を受け入れること、そして現に未知のものが進行していること、私たちの理解力を超えたもっと大きな力によって、私たちは変り、進化させられること・・・・ということを認めさせようとすれば人々は怒るに違いない。そういう事は彼らの自己保全の意識を脅かすに違いない」
確かに、怒りの原因は混乱した恐怖心であることが多いものだ。マンデルガー博士は、イニドがこういう熱弁をふるうのを好ましく感じた。

この時マンデルガー博士は、『ニューヨーク・タイムス』に掲載された記事を持っていた。
それはUFOを目撃したと主張する人々の診断結果に、何の異常も認められなかったことを伝える例の署名入りの記事である。
それの一部をイニドに見せれば喜んだかも知れない。記事の最後は次のようなものだ。
『カールトン大学の研究者たちは、UFO目撃者たちに対する調査を完了し、その分析結果を今まで行われた他の調査結果と比較して、実に意外な事実を発見した。
他の種々の調査ではUFOを目撃したといった人は、その後にETが攻撃してくると信じ込んで酷いストレス状態となり、過度の精神障害を起したという結果が出ていた。しかし、今回のカールトン大学の調査では、分析者たちは一様に、その後の精神障害の兆候は全くみられなかったと、報告している。そして分析を担当した心理学者たちは、ET体験をしたという被験者たちが、かえって今までより安心し、心配事から開放された状態になっていることも報告した』

その記事はマンデルガー博士の研究に協力したワンダラーやウオークインたちを喜ばせるような、次の結論で終わっていた。
『カールトン大学の研究では、UFOの目撃者たちは「エイリアンたちが人類に関心を持ち、我々の運命を導こうとしていると信じ」すっかり安らかな気持ちに成っている、と報告しされている。
多分、この目撃者たちは善意のETに遭遇して、希望と信頼のメッセージを託されたのだろう。疑いを持っている人類のメディアからも、いつの日か希望と信頼のメッセージが聞こえてくれば良いのだが。
by levin-ae-111 | 2010-11-29 05:16 | Comments(0)