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by levin-ae-111
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ETソウル外伝(16)

大部分の人々にとっては、その様な話しに全て耳を傾けることは、困惑し混乱して動きが取れなくなってしまうであろう。しかし本当に必要な、受け取るに値する奉仕は、私たちがお互いに善意、知性、思いやりを持つことにあるのだという点は忘れないで欲しい。
 時々スコットはガードを降ろして、自分の本心を話そうとするのだが、何時も具合が悪く成ってしまう。例えば、忘れられない事例のひとつはこうだ。
ETについてスコットの考えを知らない友人たちと話しをしていた時、彼は心中で思わず呟いたものだ。「何とこの地球の人々は変わっているんだ!」と、また他の時には「地球は狂気じみた所だ」とも思ったものだった。
スコットが自分をワンダラーであると気づくきっかけは、以外にも手近なところに在ったのである。

スコットの知人たちの大部分は、地球生まれでもETでも、ある種の広い知識を有していた。そうでない人たちに対しては、誰かにとって、それは特に珍しい事ではないと理解してもらう様にお願いするしかない。
人間の姿をしたETと、地球人の中でも宇宙的な視野をもった人々は、奉仕の為に、即ち人々を助け地球を救う為にここにいるのだ。
それこそまさに、この世界の定められた道・・・もっと正確に言えば多くの世界の道でもある。それは水のように、より大きな水量のある場所から、それを必要とする場所へと流れて行くのだ。スコットはこの様な考えが、いかに奇妙に思われるか承知している。
それを更に難しい問題にしているのは、ニューエイジャーたちも知っている様に、ニューエイジ思想を信望する人々の中には、何の疑いも抱かずにただ信じるという浅はかな人々が居ることだ。

殆どの秘教的な事柄に関する問題は、証明できない性質のものであるので、この運動はただのほら吹きや自我意識の低い人たちを惹き付け易い。それは自分たちが聞いたり読んだりしたことを、ただおうむ返しに繰り返しては慰めを見出している人々のことだ。また別の星から来ている何て、ロマンチックなことだと考えている様な人々のことだ。
 その証明は、彼らがどう生きて行くかでしか成されない。もしその人たちが、権力志向の指導者たちであったり、まごつくばかりの弟子たちであるとすれば、(彼らの主張や覚悟は)恐らくそれなりのものでしかないのであろう。
自分たちは地球に奉仕しているのだと言う人々の多くは、実際に何もしていない。その人たちは多くの訓練を積んでいないし、大きな努力もしていない。彼らは自身の言葉に満足しているだけなのだ。或いはまた、人間に奉仕することを特別なことと感じ、密かに楽しんでいるのだ。
by levin-ae-111 | 2011-02-01 05:17 | Comments(0)