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by levin-ae-111
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長い題名の本14

この世の霊位は逆転している
 スウェデンボルグは「この世はあらゆる霊界からの霊人の集合体」と言い、王任三朗は霊界物語で「この世の霊位は逆転している(体主霊従)」と語っている。仏教でいう六道(天上界、精霊界、修羅界、餓鬼界、畜生界、地獄界)の霊順位が、この世では逆転しているというのである。
これらの説が正しいのならば、この世では、地獄界から転生した下位の霊が、上層に君臨しているという事になる。そんな馬鹿なと思われるだろうが、この世は監獄(刑務所)なのである。そこは通常の世間とは異なり、凶悪な犯罪者ほど他の囚人から一目置かれる世界である。
時代劇などの牢屋シーンでは、獄中で畳を積み上げた高い場所で、大きな顔をして座っている牢名主などと呼ばれる人物が登場したりする。現代の刑務所でも、重犯罪者ほど幅を利かせているし、外国も同様である。
マフィアのボスなどは収監されていても個室に、電話まで自由に掛けられ、食事、飲酒も許されているなど別格の扱いを受けているのだ。

 刑務所でなくともこの世の情勢を見渡せば、その事がよく分かる。一人殺せば殺人者だが、一万人を殺せば「英雄」と呼ばれるのである。戦争はその典型である。
先の大戦で日本の諸都市を壊滅させ、最悪の原爆攻撃を指揮した人物カーチス・ルメイは後にもベトナムで爆撃の指揮を執り、多くの人々を殺している。
この悪魔の様な下衆に、後に日本国の総理が叙勲までしているのだから呆れ返るが、それもそのはずである。総理もルメイも、所詮は地獄から転生した同じ仲間であるからだ。
他にも大勢おり、枚挙に暇が無いが近代ではアドルフ・ヒットラー、古代にはローマ帝国の暴君ネロなどは、畜生界、餓鬼界、地獄界の何れからかの転生組みであろう。
現代日本も決して例外では有り得ない。現在の政治経済、マスメディアの上層に君臨する人々の言動を見る限り、決して高位の霊界から転生しているとは思えない。
人並み外れた権勢欲、物欲など修羅界や餓鬼界の生命状態そのものであり、目標達成の為に手段を選ばすに食い合うのは、畜生界の姿そのものである。
この世で如何に権勢を誇り栄耀栄華を極めようと、所詮は刑務所内の争いに過ぎない事を私達は肝に銘ずる必要があろう。

脳研究のパイオニアであり、ノーベル賞受賞者であるジョン・C・エックルスは以下の様に述べている。
「ここで、人類の未来に暗い影を落とす一つの暴力的存在について言及しておかねば成らない。それはホモ・サピエンス(賢い人)ならぬホモ・プリダトリアス(獰猛なる人)の存在である。彼らは様々な仮面を被って人間世界に登場し、社会の至るところ─政界、財界はもとより学会も彼らの舞台になる─で他の人間を支配しようとする。
彼らの頭に在るのは、人を思い通りにする力を貪欲に追求することだけであり、自己の最善を尽くして人間の文化と繁栄に貢献しようなどという気持ちはさらさらない。
この、それと知らぬ間に忍び寄る(獰猛なる人)の驚異に、私達は常にさらされているのである」と。

 世界情勢に目を転じても、各国の指導者たちの人相の悪さが目に付く。先のアメリカ大統領であるブッシュやロシアの指導者プーチン、など悪相と暗い目が共通している。
これらの共通点は何を示しているのだろうか。彼らが高位の霊界から転生しているとは言い難い。どう見ても修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界などの低位の霊界から転生しているとしか思えない。
そうでなければ、アフガンやイラクなどに無慈悲な攻撃を仕掛けることなど出来ないであろう。幾つかの秘密結社がこの世を動かす力を持っているのも、この世では本来の霊界での霊位が逆転しているという事を象徴している。
翻って現在の日本も、全く例外ではない。多くの人々を塗炭の苦しみに陥れながら、責任も取らず謝罪もせず、ましてや更なる電気料金の値上げまで言い出す東京電力は、修羅や餓鬼に支配されているに違いないし、それを手をこまねいて見ている現政権与党も官僚達や野党の政治家も同様である。この苦しい時に、増税などとは全く狂っているとしか思えない。
これらの例を挙げるまでもなく、やはりこの世は霊界の霊位が逆転しているのである。

コンノ氏の著書では、ここから「スカル&ボーンズ」という、強力な権力を持つ秘密結社の入会儀式やその活動などに言及しているが、余りに嫌悪感を伴うのでここでは割愛したい。
キリストは次の様に語っている。
「もしあなたが、この世から出た者であったなら、この世はあなたを自分一人のものとして愛しただろう。しかしあなた方はこの世の者ではない。だから、この世はあなた方を憎むのである」
by levin-ae-111 | 2012-01-23 05:28 | Comments(0)