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by levin-ae-111
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長い題名の本16

ETの魂を持つ人々 
「宇宙人の魂を持つ人々」という本がある。日本語訳されて出版され、ベストセラーになったのでご存知の方も多いと思う。この本の著者はアメリカ人のスコット・マンデルガー博士で、奇しくも私(ブログ筆者)は勝手にこれをブログにして半年以上にも渡って毎日書き続けた。著作権の侵害も懸念されたが、幸いなことにブログ読者の方のご尽力を頂いて博士からOKを頂いた。最後には博士から「まとめて読みたいと思う人も居るだろうから、本にしたらどうか」などと、望外のご提案まで頂き恐縮したものだ。
仲立ちの方が殊の外、上手な説明を博士にして下さった事や、博士の寛大なお心に今でも感謝している。
 
さてここでETの魂を持つ人々と表現されているのは、宇宙人が地球人に成りすまして地球に侵入している、という話しではない。そうではなくて、地球よりも高度に発達した宇宙の文明社会から魂として地球人に生まれて来ている人々の事を扱った内容である。
博士によれば、これには二つのケースが存在する。
①ワンダラー:最初から地球人として生まれた宇宙由来の魂を持つ人々のこと。
②ウォークイン:途中から宇宙由来の魂が、人間の魂と入れ替わった人々のこと。
これらの人々は、地球人類の意識の底上げを目指して、各々のやり方でそれに貢献しようとしている。
 この宇宙由来の魂の持ち主たちの人数は、驚くべきことに1億人は存在するという。つまり60人に一人が、このETの魂を持った人であるということだ。
そして自分が宇宙由来の魂の持ち主であると気付いている人は、全体の15%程度であり、その多くは価値観の違いによる違和感や阻害感に苦しんでいる。
ワンダラーとウォークインの割合は、95:5程度であり、ワンダラーが圧倒的に多いとしている。

コンノ氏の本には、自分がETの魂を持っているかどうかを知るための簡単な質問が、マンデルガー博士の著書に基いて記載されているが、ここでは割愛したい (詳しくは私のブログ「勝手に言っています」及び「勝手に言っています2」やmixiの日記(よしりん)で載せている─タイトルは「ETソウル」─)。
コンノ氏は価値観の違う人として、手塚治虫氏を挙げている。
無論マンデルガー博士が主張する様な現象に対する科学的証拠は何も存在しないのだが、極めて精神的な問題であるから現代唯物科学の検証の網に掛かるはずもない。
しかしマンデルガー博士がコツコツと自分がETだと自覚している人々をインタビューして回り、その証言と自らの経験を基にして書き上げたレポートは圧巻である。
博士の考えの基礎にあるものは、キリスト教的な宇宙論と仏教の輪廻転生論、それに加えて最新のチャネリング情報を基にしたニューエイジ的思想を融合させたニューエイジ哲学とでも呼ぶべきものである。

それによれば、宇宙の本質とはワンネス(完全に調和とた一体性)であり、私達が生きる意味はユニティ(神との一体化)の達成にあるという。それは物質的な進化ではなく、精神的・霊的な進化のことで、それ為に私達は人生経験から真の愛と寛容を学び、自己啓発を続けながら霊的進化の階段を一段ずつ登って行かねば成らないのだ。
基本的で無機的な段階から心と体を持つ動植物の段階を経て、心と霊がスパークして意識を持ち人間のように魂が宿った存在が第三段階だとしている。
ここで人間は魂の選択を迫られ、人間に留まるか第二段階へ落ちるか、或いは進んで第四段階へと上るのか何れかに成るという。
更に英知と光を体得かするにつれ、段階を上り第7次にまで上がると、そこは神仏のレベルであり永遠の存在となって創造主と一体となるのである。

博士のこの主張は、これまでに見て来た霊界の構造に一致している。尤も博士はインド等で瞑想修行を何年も行っており、ある意味でこれは当然のことかも知れない。
キリストの「あの星とこの星の間に、栄光の差がある」という言葉は、正しくETソウルのことを言っているのだ。
昔、日本の牢獄に外国人は居なかった。それが現代では実に多くの国や地域の外国人が収監されている。彼らは異国の牢獄で、強い孤独感と阻害感に苛まれていることだろう。
彼ら外国人の囚人をマンデルガー博士のいう「ETの魂を持つ人々」と置き換えれば、理解し易いであろう。

王任三朗の主張では「この世はあの世(霊界)の写し絵」で、霊界の仕組みが箱庭のようにレプリカとして造られたのがこの世で、しかも日本が最初の鋳型である。
つまり霊界で起こった事が、まず日本でミニュチュア化されて発生し、次いで地球規模へと発展して行くのだ。
王任三朗は「この世の大掃除が迫っている」と主張していたが、現代の情勢を見るとその時が近いのかも知れない。

キューブラー・ロス博士の次の様に述べている。
「私達は今、新しい時代に生きています。恐らく科学技術と物質文明の時代から、本当の霊性の時代に移行したのではないでしょうか。ここで言う霊性とは宗教や、信仰のことではありません。
私達より偉大な何か、即ち宇宙を創り、生命を創造した何かが存在する、そして私達はその重要で不可欠な一部であり、その発展に貢献できる・・・・そういう意識のことです。
 私は精神科医として、とても大切な事を申し上げましょう。手遅れになる前に、この世界を癒さなくてはなりません。世界を癒すためには、まず自分自身を癒さなくてはならないのです」

この世に自分が生きて存在していること、まだ、人間存在の真の意味がわかっていないにしても、そこに超自然的な意義が与えられていること、そして死後にその意味が開示されるのは確かであるようだ。
この世は「獄舎」であり、自分という存在の神秘性を思うことによって、多くの人に希望が生まれる。そのことに全人類が気付けば、現在の多くの危機は乗り越えられるはずである。宇宙(この世)は無意味に存在しているのではない。
人間の運命は永遠の世界に向って開かれ、常に存在しているのだと著者(コンノケンイチ氏)は確信している。
by levin-ae-111 | 2012-01-25 05:28 | Comments(0)