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身の回りの出来事から、精神世界まで、何でもありのブログです。


by levin-ae-111
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ゲリー・ボーネルの説くアカシャ⑥

 アカシャの情報を受け取る場合は、その人にとってポジティブな情報だけを選んで取得することは不可能であるらしい。ポジティブな情報もネガティブな情報も、全て一緒に来てしまうからだ。人はネガティブな体験には触れたくないもので、それが多くの人が直接のアカシック体験を選ばない理由であるという。

多くの人々は無意識的にしか情報を受け取っていないが、この場合は情報の一部しか入手できない、多くの人は良い情報しか知りたがらないのだ。
ネガティブな情報を避けるのではなく、情報を得て未来の重要な出来事に気づくことで、未知なるものへの恐怖を手放すのだとゲリーは信じている。
そのことにより罪悪感や恥辱、後悔などを手放してあらゆる可能性を完全に石気することが出来るようになる。
こういう意識状態になると私たちの出来事に対する意識の反応(レスポンス)を拡大してゆき、拡大した反応が物事が起きるタイミングや、出来事がもたらす結果や状況を変化させるのだ。

 このことは特にアカシャの情報に接する事がなくても、私たちの日常生活においても十分にいえる事である。アカシャとの違いは、事前にその出来事を認識しているかどうかの違いだけだ。
私たちは実生活でも過去の体験を元に、今後の方針を変えることも出来るし、物事や他人に対する態度を変化させることも十分に可能だからだ。ただアカシャの情報には、いわゆる「取り返しのつかない出来事」に対して備えることが可能になるという決定的なアドバンテージがある。そういう意味からも、私にはネガティブな情報こそがより大切に思える。

 アカシャの情報にはその人の「死」に関する情報も、無論のこと含まれている。一般的に「死」はネガティブな情報として受け取られ勝ちであるが、果たしてそうだろうか。
ゲリーの許へ相談に来る人々からは、この自分の「死」に関する質問は普通しない。
しかし、そのような情報も時にはその人に深い解放をもたらす事もあるのだ。
「死」は人生の目的を達したと感じている人にとって、地球での旅を終えて故郷へ帰りたいという想いが叶えられるということでもある。そういう人はただ人生の重荷から逃れたいというのとは違い、目的を達成したために新しい事を始めたいという興味が殆ど無いという感じかも知れない。

 思い出して頂きたいのだが、私たちの多くは他の惑星システムからの来訪者である。私たちはアカシャを通じて多くの情報をシェアするために、様々な惑星システムを転生して渡り歩く魂である。魂には「死」という概念など無用だし、実際に何も恐れる必要のない出来事である。

私たちは自分が求めるものを探しながら生きている。そして、私たちは自分が探し求めるそのものになるという体験をするのである。
魂は全ての転生の全ての瞬間の細かいところまで知っている。誰もが自分が何者であったかを魂のレベルでは、決して忘れることがないとゲリーは言っている。
by levin-ae-111 | 2012-10-29 05:34 | Comments(0)