身の回りの出来事から、精神世界まで、何でもありのブログです。


by levin-ae-111
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

飛べ!!新世代ロケット-2-(サイエンスZEROより)

 ロケットを飛ばす理由には幾つかあるが、サターンロケットはアポロ宇宙船を運んだ。ソユーズも同様に有人宇宙飛行が目的であり、次には人口衛星の地球軌道への投入という目的があった。その他には宇宙空間の軍事利用目的や宇宙探査など数え上げたら切がない。 
さて日本の新世代ロケットはJAXA以外でも研究が進められている。近年では電子技術の発展により機能を絞れば従来のように大きな衛星を打ち上げる必要も無くなりつつある。
俗にキューブ衛星と呼ばれる一辺が10センチほどのミニ衛星が開発され、それらの打ち上げは大きな衛星を積んだ後の空きスペースが利用されていた。
そうなるとキューブはついでなので、自由に打ち上げられないし最適な軌道に投入することも困難だった。

 そこで小型ロケットの登場となる訳だが、このロケットの燃料がとてもユニークだ。燃料は液体酸素とポリエチレンの塊である。ポリエチレンはスーパーで使われているビニール袋の材料だが、それに酸素を噴射して燃焼させる。
ビニールはキロ100円程度とても安価で、更に危険物でもなく取扱いも楽だ。だが一気に燃えないという性質もあり、そこは技術と工夫で解決した。研究中のロケットの名はカムイ。
液体と固体を燃料に使うので、このタイプのロケットはハイブリッドと呼ばれている。
当然エンジン構造も液体ロケットよりも簡単で済み、コストは比較に成らない位に安い。加えて、制作は町工場ででも可能となれば更にお手軽なロケットと言える。

 この小さなロケットに先述のキューブ衛星を積み、好きな時に好きな軌道に打ち上げるのである。キューブ衛星はピンポイントの天気予報などに利用できるので、とても便利な衛星として重宝されているらしい。
そういえば、数年前に大阪の町工場が集まって制作した衛星があったが、これからは地方の工業高校や高専などが制作した衛星を打ち上げるというケースも増えるかも知れない。
この小さなロケットとキューブ衛星は、巨大ロケットでは埋めきれない隙間を縫って今後はもっと重宝されるに違いない。

 JAXAが研究を進めているAIとハイブリッドロケットが結び付けば、個人的に衛星を打ち上げるというビジネスも可能になるだろう。正にパソコン1台で管制を行い、スイッチ一つでロケットを発射する時代の到来が近いのである。
ただ私としては宇宙空間にデブリが増えるのは困りものだと思うが、もしかしたらデブリ回収業者などという事業者も出てくるかも知れない。
鉄腕アトムやサンダーバードの世界はまだまだ夢かも知れない。しかし、スタートレックに出てきたブローチ型の通信機などは現在でも制作可能かも知れない。
テレビ電話や携帯など最初はSFの世界の産物であったが、現代の技術はそれを可能にした。スピの世界で言われる様に「人間の想像=創造」であるという想いを新たにした。
[PR]
by levin-ae-111 | 2013-06-16 05:53 | Comments(0)