全日本ダートトライアル選手権を観戦
2013年 07月 01日
山の上のサーキットは既に多くの人々がコース脇のギャラリー席に陣取っています。私達が到着した頃にはレースが始まっており、晴天で乾いた路面からは車が走行するたびに視界が奪われる程の土埃が立ち上ります。その埃の凄さは、2~3台が通過すると鞄やレジャーシートに砂が薄らと積るくらいです。
レースは1週が1.6キロ程度のコースを2周で争われ、1台目が2周目の周回に入ると次の車がコースインするという手順で行われていました。各車は2度のチャレンジを行い、タイムを競うという競技です。
車は幾つかのクラスに分かれていますが、出走しているのはランサー、インテグラ、ミラージュ、ストーリアなどのお馴染みの車ばかりです。
最初はコース中ほどのコーナーアウト側で観戦していましたが、埃と時には砂利も飛んで来るので午後からは最終コーナーとゴール手前のストレートが見渡せる場所に移動しました。車の爆音も物凄く、どの車もパンパンというバックファイアーを響かせていました。
第一スティントが終わると、パンフレットを買った人で付属のアンケートに回答したギャラリーを対象にした抽選会が行われました。ラッキーな人は高価なテントやバケットシートが当たります。私はオイルやクーラントは不要だったので、キャップと傘を狙っていたのですが、残念ながら残っていませんでした。
それで結局はDUN○○PのTシャツにしましたが、それでも私にとって一番実用的なので
まあ良かったです。
その後でパドックを見物して回ったのですが、参加台数153台という事で、カラフルなレースカーが所せましと勢揃いしています。それより驚いたのが、そのレースカーを運んで来たトラックがまたズラリと何十台も並んでいたことです。
タイヤメーカーのトラックは2台でしたが、それが一番に目立っている様に感じました。
また会場を移動中に飛び石で怪我をしました。レースカーが弾き飛ばした小石が腕に当たり、皮が少し擦りむけました。
ダートラ観戦は正に全席が砂被り席ですから、タオルやマスク、陽射しをよける帽子や日傘、それから椅子やレジャーシートが必需品ですし、暑い日には飲み物も用意した方が良いでしょう。会場では地元の人々が店を出し、焼きそばやソフトクリームを販売していたり、地元の消防団が万一に備えて待機していたりと、地元が積極的に協力して開催されている様子が良く伝わって来ました。