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身の回りの出来事から、精神世界まで、何でもありのブログです。


by levin-ae-111
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戦争と人類の性癖-2-

 琴座で最初に人類を創造し文明を誕生させた高度な意識体は、琴座以外の領域にも創造活動を拡大すべく探索を続けた。そのひとつがシリウスであった。
シリウスに最初に到着したのは5次元の非物質的存在で、高度な精神性と知識を持った人々であった。彼らはエネルギーを物質に変換する技術を身に着けていて、意識のあらゆる形態に対応した現実を自在に創りだすことが可能だった。
彼らは5次元の現実、4次元の現実に加え、物質世界でのヒューマノイドの誕生をも予期して3次元の環境をも整えて行った。

 後にシリウスに移住したベガ人たちは、自らの支配原理を貫くのに好都合な3次元の物質的現実を選択した。彼らは支配原理を人間だけでなく、環境や進化の過程さえも自分たちの思い通りにコントロールしようとした。
彼らが入植地に選んだ3次元の惑星には、進化途上の霊長類が存在していたが、ベガ人たちはその進化を促進させることに躍起に成った。更にこの霊長類の遺伝子が自分たちの目的に役立つと知ると、次々とその肉体へ転生して行った。
だが新しい肉体へと転生したベガ人たちは、創造主(大いなる存在)との繋がりを忘れ去った。
私達が自分の魂のルーツや霊的世界での生活を忘却してしまったのと同様に、ベガ人たちも大切な魂のルーツを忘れ物質世界へと没入して行ったのだ。
ベガ人たちはひたすら他を支配する為の力と機構を造りあげることに終始し、自己の霊性を否定する方向へと邁進した。

ベガ人が魂のルーツを忘れネガティブな支配原理に基づく文明を発展させている頃、琴座からベガ人とは反対の考えを持つ集団もシリウスへ入植した。
彼らは肉体を持たない事を選択し、他者への奉仕、特に肉体的な苦痛を癒すことに関心を持っていた。これにより両者の間に緊張関係が発生し、長い闘いが始まるのである。
ポジティブな集団はベガ人の潜在意識に膨大な愛と癒しのエネルギーを注ぎ込むことに躍起となったが、これはベガ人にとって非常な精神的苦痛となった。
争いはエスカレートし、シリウス星系の他の星にも拡散するに至る。ここで遂にシリウスに次元世界を構築した5次元存在がこれに介入し、争いをそのままオリオンへ移した。
争いを他の場所に移し、緩和して新たな統合を目指すという意味合いでの処置であった。

シリウスでは沈静化した争いだが、オリオンでは琴座やベガからの新たな入植者が加わりその争いは激化して行った。
ネガティブ思考に凝り固まった人々は、他者を支配することにより自分たちの理念を達成するという思想に基づいたものである。そして、その理念は『オリオン帝国』を生んだ。
その悪質な支配はDNA操作が権力の強化や弱体化を目的として、頻繁に行われる様な酷いものだった。オリオン帝国の徹底した悪辣な支配の裏には、自分たちと異質な存在に対する異常な恐怖心だった。彼らはその恐怖心で、自ら縛られてしまっていたのだ。

 オリオンは後に私達の地球に関わるのだが、彼らが持っている異常な支配欲や恐怖心が地球に多大な影響を与えることになった。
こうしたネガティブな思想の根幹には「自分への奉仕は、全体への奉仕につながる」という誤った理念がある。この考えを実施する方法論が、返って全体を否定するという事に彼らは気付かなかった。
一方で個を犠牲にしてまで他者に奉仕するというポジティブ思考の人々も、個の存在なくしては全体の存在もあり得ず、度を越した個の犠牲は全体を損ねるという事を見落としていた。熾烈な争いを繰り広げつつも、両陣営の人々は転生を繰り返して、次第に学んでいった。その結果、支配と自己犠牲的な奉仕との中間的な理念を持つ人々が現れ始め、オリオン帝国での地下抵抗組織の力を増大させた。しかし、帝国瓦解には至らず、両者の争いに油を注ぐ結果になった。
 だが後に奇跡的な魂が出現した。ネガティブとポジティブの両陣営から隔離され育った彼らは、オリオン帝国の人々により高い視点からの両極の見方を提供した。これにより新たな運動が起こり、新たな新天地を求めて陰陽の統合を図る試みが成された。
創造の礎たちは新たな場所を選んだ。それが、私達の地球であった。
 
 この試みの結果がどうなったのかは、私達の歴史や現状を観れば判る。古代から私達の世界では争いが絶えず、争いと争いの束の間に平和が存在している様な歴史であり、現状なのである。私達の他者を支配し苦しめても自分たちの理念を達成しようとする性癖は、『創造の礎たち』が魂を創り出し、3次元世界へ人類を送り出した頃に遡るのだ。
オリオンの悪しき習性を受け継いだ地球人類は、かつてのシリウス・オリオンでの両者の葛藤を再現しているのである。それは善神と悪神と言われる様に、4次元かそれ以上の次元にまで及ぶ程に根深いものに成っている。
 これは政治や国際紛争、戦争に限った話しではない。謂われない虐めやDV、身勝手な無意識の言動など日常の身近な出来事の中に潜んで、私達を苦しめ続けている。
私達の魂の性癖はそれ程に強固であり、私達の時代で是正出来る代物ではない気がする。ただ私達は魂のルーツを知り、自らの中に潜む性癖を是正し陰陽のバランスをとる様に心掛けるよりないのかも知れない。
Commented by ryukyu at 2013-08-21 16:53 x
いつもありがとうございます。
「パラレルワールドの超しくみ」サアラ著 ヒカルランド
を最近 読んでいます。今回の内容にもリンクしていますし なぜlevinさんが体調がわるかったのか?などがわかるかもしれません。
Commented by levin-ae-111 at 2013-08-21 19:05
ryukyuさん
いつも有難うございます(^^)
面白そうですね、探してみます。最近は仕事が忙しく、体調も悪く
読書から遠ざかっています。精神世界の本は出鱈目か、既知の内容
が多くて。でもパラレルワールドについては、余り知りませんから是非
にも読みたいと思います。
by levin-ae-111 | 2013-08-16 12:53 | Comments(2)