これも修業か・・・
2013年 09月 13日
今日から出かけて、明日(休日返上)で試験をする予定でした。同僚は丹念に準備を整えて上司と共に出かけて行きました。私は同僚の身の上に良き出来事が・・・と祈りました。
ハッキリ言って、この仕事には余り意味が有りません。それから上司も私の体調が良くないのを配慮してくれたのだと思っています。
さて、そういう訳で出張と休日の返上は回避できましたが、こちらの仕事はキッチリとこなさねば成りません。ある部門への応援なのですが、5人のラインを一人不足の4人で動かします。私ともう一人の作業量は通常の2倍に成ります。更にコンビを組む人はベテランにも関わらず、私から見れば技量不足で、こちらの作業は更に辛くなります。
正確に表現すれば、技量不足というよりも意識の無さが問題です。彼は材料をただ規定回数だけ、何の工夫も無しに機械を通すだけです。
工夫しようという意識の欠如が目に付きますし、本来は私が入っているポジションが彼の定位置なのですが、私が応援に行くと彼は自分のポジションを放棄して、楽なポジションへと移動してしまうのです。
それから別の人は原料が漏れているにも関わらず、材料の加工を続け300kgもの加工を済ませた後で報告し、その原料は使用禁止になりました。それで破棄するのかといえば、品質保証と相談して使用する様にとの指示が出ているとか。
別な部門でも不適切な材料と知りながら、「まっ、いいかー」で製品を作り、「上がったら、テストしてみて下さい」とバカな事を平気で言ってきました。
「それは駄目だ!テストする以前の問題だ」と、話しを聞いた通りすがりの同僚が一喝しましたが、作ってしまったものは仕方が無いのでテストだけは請け合いました。
「どうして、不具合に気付いた時点で作業を止めて、報告しないのだろうか?」私は不思議で仕方がなく、つい一喝した同僚につぶやきました。
「仕事に対する意識が、無いからだ。罰金でも取らない限り意識しないかもなぁ」と、同僚は呆れ顔で言って去って行きました。
『悪いことは起こらない』筈なのですが、これはいったいどうした事でしょうか。
否、私にとってまだ悪いことは発生していません。どちらも製品への悪影響を未然に防ぐ事が出来るからです。これがクレームに繋がってしまえば・・・考えただけでゾッとします。
どうにか皆の意識が向上する様に願います。怒るのは簡単ですが、これも修業と思って『同僚たちの身の上に良いことが・・・』と祈りました。
あー疲れた、ようやく週末です。3連休です!!有難いなぁ(^^)