日本のマスコミって
2014年 05月 20日
ASKAが逮捕されてからというもの、テレビは多くの時間をその話題に費やしている。
いや実際にはそうでもないかも知れないのだが、私がテレビを点けると必ずと言って過言
でないほどに報道されている。
確かに実績からみてもASKAは偉大なアーティストだが、でもだからと言ってここまで加熱気味の報道が必要なものだろうか。
芸能人が薬物を所持または使用していた!!何てニュースは、昔から沢山あった。正直、今更という感がして、冷めた目で見ている。そんなことで騒いでどうする、ASKAの事件を騒ぎ立てて、重要な問題から国民の目を逸らす作戦か。
そんな事より、もっと報道すべき大切な問題が山ほどある。ベトナムと中国の状況、集団的自衛権の問題、TPP交渉の行方など数えたら切がない。
消費税の税率アップだけではなく、税制に関しても国民にとって看過できない税の導入を検討しているらしいし、グリーン税制って何?ガソリンは相変わらず値下がりしない。
年金も支払ばかり増えて、自分が果して受け取れるか否かも分からない。60歳で定年になって、65歳までどうやってシノゲと言うのでしょうかね。
政府はその内に70歳とか75歳とかに支給年齢を上げ、皆さん支払損で一銭も受け取れずに亡くなる、そうすると年金の赤字も少しは埋まる、何てことを考えているのかも知れない。
などと、バカな事を疑りたくなる。と思っていたら、死亡消費税など訳の分からない税金まで考え出しているらしい。
こういう大切で切実な問題を上っ面だけ撫でて、報道した積りなのだろうか。タレントが問題を起こした、そんなのはどうでも良い下らないことだ。もしそれが冤罪であれば、これは徹底的に追及して報道する価値はあるが、それ以外は無用だ。
尤も最早マスコミは反骨精神を無くし、権力者側のPR機関と化しているから、質の高い真っ当な報道を期待する方がそもそも無理なのだろう。