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by levin-ae-111
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謎の九鬼文-8-


 他の古史古伝に比べて九鬼文書は多く特徴を持っているが、その最たるものは歴史だけでなく軍学・兵法や神道や修験道の秘呪、更には神医法や華道や茶道までも含む文化体形を有していることである。

熊野水軍の棟梁格であった九鬼家に伝わる古文書なので、兵法や軍学に触れているのは納得がいくが茶道や華道とはいかなる所以だろうか。

神道は勿論『中臣神道』であり、修験道は吉野から熊野にかけてはメッカである。

その神道や修験道から太占(ふとまに)や神医法が関連付けられる。軍学・兵法は後の時代(平安時代あたりから)付け加えられたのであろう。

それが神道や修験道の修業カリキュラムの一環として位置づけられ、重視されて来たのである。茶道・華道もまた神道の祭式に起源があり、乱世の自己修養に求められる。


まずは軍学・兵法であるが中臣鎌足の父、小徳冠者が記したとされる『天真兵法心剣活機論』の中に次の様にある。「神文二曰ク、ソレ神理トハ、武門二行ウ時ハ弓矢ノ大事、即チ神ノ所在方ノ御威徳ヲ伝エルナリ」。

また「神ノ御威光ハ勇猛ニシテ、文即チ徳ヲ備ウルナリ。タトエテ云エバ、何程ノ剛敵、大軍タリト云エドモ、向カウ者ヲタチドコロニ挫キ、即チ即時二退散セシムベシ。コレ神理ナリ」と記している。

つまりこの九鬼兵法は天孫降臨に付き従った祖先たちの文武両道に起源を持っている。

以降は歴代の秘法が工夫され、近代初期に伝わる武芸十六般へと発展する。またその本質は『天津蹈鞴秘文九鬼柔体術』(あまつたたらひぶん)の近代的な発展した姿が『合気道』の精神とされる。


因みに『九鬼神伝八法秘剣術』とは、①槍術②棒術・双術・半棒術③薙刀術④騎射術⑤手裏剣・鎖鎌術⑥銃砲火術⑦水泳・舟術⑧天門地門・築城・陣営・兵法がある。

これに⑨として十手術と小太刀があるという。

また九鬼文書では秘想剣として、以下の各種の剣法が記されている。

夢想剣、浦浪、竹割、一文字、天狗飛、燕返し、無音剣、投剣(刀を投げる技)が有り、他にも火術、陰三法、草隠れ三法、陰火三法など忍術に使用された術もある。

この様に現代に伝わる武芸のルーツの殆どをこの『九鬼文書』に求めることが出来るが、現代でも重視される武道精神は『九鬼文書』の神理に相通ずるものなのであろう。


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Commented by Tukasa-gumi at 2014-07-05 21:34
ちょっと論外なのですが、
古文書を記すときに
カタカナを用いる場合が多々ありまよね。


これってナゼなのでしょう?

単純にひらがなと識別しているとは思えません、
どこかでカタカナが最古の文字だと知って
いるのでしょうか、日本人は?



「漢字文化」が「カタカナ文化」後世に
伝えようとした痕跡のような気がいたします。




つまり異文化のソレをなんとか租借して
「我」の文化に伝授しようとした結果が
「古史古伝」として残っているのでは?

という解釈です。




まぁ、いつの時代も「歴史」は書き換えられる
ということなのかもしれません ?!?





Commented by levin-ae-111 at 2014-07-05 23:12
Tukasa-gumiさん
こんばんは('◇')ゞ
そうですね、それは単純に、そういう仮名使いをする時代に
書かれただけかも知れません。

そういえば誰かの本で、仮名はヘブライ文字の草書体に
似ているとか書いてましたよ。
漢字仮名まじりの表現は、Tukasa-gumiさんの仰る様な
何かの痕跡かも知れません。
by levin-ae-111 | 2014-07-05 10:58 | Comments(2)