最近のこと
2017年 12月 23日
バカ社長が無計画に指示した『在庫数20万』のせいで、先月から残業時間が36協定の枠内ギリギリにまで急拡大した。早出&残業で代わりの居ない私は7時から19時までの12時間労働の毎日だ。加えて土曜出勤も当然の如くに行う。
午前中は極端に体力を使う他部門への応援で疲れ切り、午後から自部門へ戻り目の回る様に忙しい日々である。この『20万枚』は発売前の製品にしては余りに無謀な在庫数というしかない。
他部門へ応援に出る際に「私が見ますから」と言った上司は、朝礼にさえ来ない始末で現場の状況把握も出来ていない。
上司が立てた予定表はキッチリと30日まで埋められていて、「誰が作業するの?」と訊きたい位の迂闊さである。
という訳でブログも書けず、疲れ果てて帰宅し明日の為に体力と睡眠時間を確保するのがやっとの毎日だ。
尤も私に限らず他の社員も疲労しており、皆さん酷い状況の中で奮闘している。そんな中で昨夜は社長、本部長、顧問を招待しての『忘年会』なる催しが開催された。その為に残業は無しになったが、実態はお金を払って(会費)の残業の様なものだ(笑)
仕方なく盛り上げる御用組合の役員たちと工場のお偉いさんたちは、社長の為にバースデーケーキまで用意している。この日が誕生日では無いが、日にちが近いというだけである。
集まった中華料理店では、妙に細長いテーブルが設えてあって上座は小上がりに成っている。私は末席にすわり、宴会の途中で抜け出す算段をした。
少し寒く狭い場所で、不味い料理とノンアル飲料をチビチビとやりながら二時間半も耐えた。末席の者には見えなかったが、途中でケーキを出してバカ社長の誕生日を祝ったらしい。
〆の料理はチャーハンと杏仁豆腐のデザートだった。それを少し食べて、私は周囲の者に「帰る」と告げて外へ出た。
「馬鹿バカしい」というのが正直な感想だ。都会と違いほぼ全員が自家用車で出勤しているので、多くの者が飲酒は出来ない。それでも盛り上がっているのが不思議だ(お偉いさんたちは無論飲んでいる)。
人と話すことは嫌いではないし、酒もまあまあイケるくちだが大勢での酒宴が嫌いなのだ。
宴席を抜け出して帰りの車中で考えた。「自分はどうして、こんなに宴会が嫌いなのか」と。
話題が合わないからか、疲れているからか、何時も宴会の時は虚しくなる。だから年末年始は嫌いだ。今日は祭日なので土曜出勤はなく、久々の連休だ。
両親の分と自分の賀状を書いて、投函してきた。やれやれである。