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by levin-ae-111
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サピエンス全史とかホモ・デウスとか


 最近になって知ったが、『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』はイスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の著作だ。その広い視野と発想の素晴らしさは世界中で話題になり評判らしい。読んでみたいと思うが、未だに手に入れていない。

しかしネットの記事をいくつか拾い読みしたから概ねの内容は知っている。『サピエンス全史』は人類の歩みを俯瞰し、『ホモ・デウス』では人類の未来について考察している。

何れもこれまでに無かった視点からの話しであり、それが多くの知識人をして新鮮で画期的な説として受け取られているものらしい。

ホモ・サピエンスは他の人種との生存競争に生き残った。その故は『虚構を信じる力』があったからだとハラリ氏は述べている。

なるほど、確かに世の中は虚構で出来ていて、社会に参加している人々が提示されたシステムを信じることで成り立っている。国家も会社もグローバル経済も全てが虚構であり、全てはそれが存在すると信じることで存在し機能しているからだ。

以前から思っていることの一つに『金』が何故に絶対的な価値を持つと見做されているのか?という疑問がある。一応の通説は聞いたことがあるけれども、それよりも多くの人々が『金』の価値を最高だと認めたからだろうというのが腑に落ちる。

だが考えてみれば当然のことで、何事もより大勢の人が信じなければ人間が生み出した全てのシステムは決して機能することはない。例えば貨幣制度でさえもそうなのだ。

私が興味を持っているUFOも宇宙人も霊魂も存在しないと多くの人が信じれば、それは人類社会の中では存在しなくなり、それらの目撃例も急激に減少するだろう。しかし、そのことはUFOの宇宙人の霊魂の実在とは実際に何の関係も無く、単に人類社会から見えなくなったに過ぎない。もし『金』が至上の価値から零落しても、『金』自体は相変わらず存在しているのと同じだ。

『ホモ・デウス』では人類の未来について記しているらしい (らしいと言うのは、私が実際に本を読んでいないから)。人工知能の発達により人類は二分される。最初は人工知能を使いこなす人と、それについて行けない人とに分かれる。

間違いなく私は後者だが、真に恐れるべきは人工知能の暴走だという。現代人はスマホやパソコンへの依存度が高く若い世代ではほぼ中毒と言ってよい。これが人工知能へと発展すれば、人類は更により多くを依存することになる。将来は人工知能が人間を支配する時代が来るかも知れない。

人類が健全に進歩して神のごとく存在に成れるのか、それ以上に人工知能に使われる奴隷に成り下がってしまうことをハラリ氏は懸念しているのだろう。

私は現代の人類が直面している存亡に関わる諸問題は、恐らく一定の進歩を成した全ての文明が必ず突き当たる事柄に違いないと考えている。それは知的生命体が更なる進歩発展を遂げるために課せられた大いなる課題なのだ。そして、その課題を見事にクリアするには技術的発展よりも精神的な進化発達が必須だ。それこそが人工知能を道具として使いこなし、人類が神の座に連座する唯一の条件なのではないかと考えている。

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by levin-ae-111 | 2019-03-17 15:00 | Comments(0)